寒い冬の日、室内はエアコンを使っていても何だか足元が寒い…そんな経験ありませんか?
エアコンは、元々が「クーラー」なので、どちらかというと暖房は苦手。
部屋全体を快適に暖めるのは、どんな暖房器具がおすすめなの?
この記事では、寒冷地でおすすめの暖房器具を燃料別にご紹介します。
記事の最後では、我が家が特におすすめするデロンギのヒーターをご紹介していますので、よかったら最後までチェックしてくださいね。
小さいお子様がいる家庭、ペットを飼っている方、必見です!!
(↓寒冷地仕様の説明はコチラが参考になります↓)
灯油を使った暖房器具
寒い地域で最も一般的なのが、灯油を使った暖房器具です。
石油ストーブや石油ファンヒーターがその代表。
ストーブ自体の価格も比較的安価で、操作方法も分かりやすい点がメリットですよね。
ただ、灯油を買い置きしておく必要があるので、暖房をつける時間が長い真冬は面倒に感じることも。
万が一、ガソリンスタンドの営業時間外に灯油が切れてしまったら悲惨!
我が家は2拠点生活なので、次回利用する時に困らないように、いつも必ず買い置きがある状態にして2拠点目(高原の家)を後にしていますよ。
我が家では18リットルの灯油用ポリタンクで近所のガソリンスタンドに買いに行っていますが、大きなホームタンクを設置して燃料切れを防ぐ方法もあります。
ガソリンスタンドによっては、電話すると届けに来てくれるサービスを行っている店舗もありますね。
ただ、灯油の暖房器具は、自分で灯油の補充が必要なので、火事に注意が必要な暖房器具でもあります。
石油ストーブ
ストーブは、内部で灯油を燃やしてその熱で周囲の空気を温めるので、体をじんわりと温めてくれる、優秀な暖房器具です。
この次にご紹介する石油ファンヒーターよりも、乾燥が気にならないのがメリットですね。
ただ、熱源に近いと温かくて、遠いと寒い、という弱点があります。
広い部屋を暖める場合は、大きなストーブにするか、2つ以上の暖房器具を併用する必要があるかもしれません。
ストーブ自体がかなり高温になるので、お子さんやペットを飼っているご家庭では、周囲に柵を設けるなどの配慮が必要な場合も。
ストーブの上にやかんを置いてお湯を沸かしたり、鍋を置いてコトコト煮物をしたりと、寒い時期には大活躍の暖房器具です。
もう一つ大きなメリットが、電気を使用しないこと。
つまり停電時にも使える!
屋外に持ち出しても使える!
これは他の暖房器具にはないメリットです。
石油ストーブは、1つ持っていて損はない暖房器具です!
石油ファンヒーター
石油ファンヒーターは、ファンを回して風を起こし、灯油を燃やして作った熱を部屋全体に届けてくれます。
空間が温まるのも速くて便利な暖房器具ですね。
ファンを回す電気は必要ですが、ストーブ自体の移動も可能で、寒い場所をすぐ温められる、効率の良い暖房器具です。
ただ、定期的な換気が必要なのはもちろんですが、乾燥が気になるのも難点。
加湿器との併用が必須な暖房器具です。
ガスを使った暖房器具
ガスファンヒーター
ガスを使った暖房器具というと、代表的なものはガスファンヒーターです。
灯油の買い足しも必要なくて、なおかつ灯油の暖房と同じくらい温かいのが特徴。
高齢者の住まいなど、灯油を買いに行くのが大変な場所では、とても頼りになります。
ただ、使用する場所にガスのコンセントが必要なので、それがない場合は、ガスの工事が必要に。
オール電化の家庭も使えないので、注意が必要です。
灯油を買う手間がないので、ガスのコンセントさえ頑張ってつけてしまえば、かなり便利な暖房器具ですよ。
ちなみに、ファンが回るので電気も必要です。
電気を使った暖房器具
電気を使った暖房器具は、比較的安いランニングコストで使用できて、灯油や薪を準備する必要もいりません。
手軽さはダントツですね。
種類もさまざまあるので、用途に応じて選べます。
ただ、停電時は使用できないので、注意してください。
エアコン
電気を使った暖房器具の代表、エアコン。
壁に設置されていて場所も取らず、火を使わないので安心。
冷房にも暖房にもなるので、多くの家庭に設置されていると思います。
ただ、部屋を冷やすパワーに比べると、暖める機能は少し劣ると言わざるを得ません。
エアコンのみで暖を取ろうとすると、日本の標準的な気温の地域でも、なんとなく肌寒いような、足元が温まらないような…。
寒冷地の寒さだと、とてもエアコン1台では心細いです。
寒冷地仕様のエアコンもあるのですが、パワフルな分、電気代もかかります。
他の暖房器具との併用なら問題ないかもしれませんね。
ただ、寒冷地は、夏でも冷房の出番がない地域も多いです。
冷暖房どちらにも使えるエアコンとはいえ、「冷房は使わない、暖房は温かさが足りない…」となると、そもそもエアコンはいらないのでは?ということに。
寒冷地で使用する場合は、別の暖房器具を検討する方が賢い選択かもしれません。
電気ストーブ・電気ファンヒーター
灯油を使った2種類の暖房器具(石油ストーブ・石油ファンヒーター)の電気バージョンです。
室内全体を暖めるにはパワーが足りないので、たとえばキッチンの足元や脱衣場など、スポット的に温めたい場合に便利な暖房器具です。
寒冷地で、部屋全体を暖めるには物足りないと思います。
床暖房
床自体を温め、壁や天井を伝わってゆっくりと部屋全体を温めてくれる床暖房。
温まるまでに時間は掛かりますが、場所を取らない、乾燥しない、などのメリットがあります。
寒冷地だと物足りないかなぁ…という感はありますが、建物全体を温めてくれるので、他の暖房器具との併用におすすめです。
ただ、買ってすぐ使えるようなストーブとは違って、床下への設置工事が必要に。
初期費用が高額になる点も要注意ですね。
遠赤外線ヒーター(カーボンヒーター・ハロゲンヒーターなど)
光を使って温めるタイプの暖房器具です。
人体に直接光をあてて温める性質のものなので、部屋全体を暖めるのは不向き。
寒冷地ではおすすめしません。
こちらも、使うなら他の暖房器具と併用するなど、補助的な役割がいいですね。
木材を使った暖房器具
薪ストーブ
部屋にあるだけでおしゃれで、炎の揺らぎに癒される…
薪ストーブは、注目度ナンバーワン!
薪を燃やすことでストーブ自体を温め、その輻射熱で家全体をじんわり温めてくれる優れものです。
2拠点生活のようなスローライフこそ、薪ストーブがおすすめ!
…と言いたいところですが、3つほど難点が。
山小屋などの軒先にたくさん積んである薪、見たことありますか?
「この家は薪ストーブかあるんだな~いいなぁ~」と、昔はただそう思って見ていたのですが、実は、使う薪の量がかなり多いのです!
これが、難点の1つ目。
だから、薪ストーブのある家は、軒先や家の裏などに大量に積んで置いてあるのですね。
自分で薪割りをするのも大変だし…
かといって、薪をすべて買っていたら、けっこうなお値段になります。
多量の薪を置いておく保管場所も必要ですね。
しかも、薪がなるべく湿らない所。
これだけでも、案外面倒かもしれないな…と思ってしまいます。
体力や経済力に余裕がないと、薪ストーブのある暮らしは難しそうです。
2つ目の難点は、温度調節がしづらいこと。
薪ストーブのパワーは絶大なのですが、たとえ室内が暑くなっても、ボタン1つで温度を下げることが出来ないのです。
これ以上温めなくていいや、という時は、薪を追加せずに燃え尽きるのを待ちます。
もう暑い!暖房止めたい!となっても火の付いてしまった薪は熱を出し続けるので、窓を開けて冷たい空気を入れる!という手段に出るわけです。
何だかもったいないような気がしますよね。
さらに3つ目の難点は、年に1度は煙突掃除が必要なこと。
自分でやるのは大変なので、薪ストーブを設置してもらった業者に依頼するのが良さそうです。
お金はかかりますが。
でも、高原の家に薪ストーブがあったら素敵なのです!
それは間違いない!
ペレットストーブ
薪ストーブに似た暖房器具で、ペレットストーブというものもあります。
ストーブ自体は薪ストーブのような作りで、木くずなどを圧縮して作ったペレットを燃やして温めます。
ペレット自体が再生可能燃料であり、出る煙も薪ストーブより少ないので、エコな暖房ですね。
実は、本体はわりとお高め。数十万単位でかかります。
ただ、自治体によっては補助金が出るところも。
設置費用やメンテナンスも薪ストーブより安価なので、薪ストーブの購入をお考えなら、比較検討する価値はありそうです。
さすがの人気!デロンギのヒーターが最高に便利だった!
我が家の2拠点目は、冬は氷点下が当たり前の高原の家。
しかも犬がいる。
どうにかこうにか快適な温かさにすべく、いろいろ探しまわった結果…やはり絶大な人気は嘘じゃなかった!
デロンギの『ゼロ風暖房』が最高に便利だということを発見したのです。
デロンギのヒーターの特徴は、以下の6つ。
ラインナップは
- マルチダイナミックヒーター
- オイルヒーター
- コンベクターヒーター
の大きく分けて3種類。
マルチダイナミック…?コンベクター…?
そんな心配は不要!
サイト内では、部屋の広さや欲しい機能や特徴を選ぶだけで、オススメのヒーターが教えてもらえます。
ヒーターの名前を見ただけでは、難しいことは正直分からない…と思っていたので、安心しました。
安心・安全というポイントは、ペットを飼っているお宅、小さい子どもがいるお宅には必須条件ですよね。
温かさうんぬんより、そもそも子どもやペットが危険では意味がない。
でも、子どもやペットがいるからこそ、温かさが必要…
そこのジレンマ、特に寒冷地では難しい問題だったのです。
さらに、できれば夜も安全に部屋を暖めておきたい…
安全と温かさの両立に苦労してきましたよね、みなさん。
もちろん、乾燥も気になります。
だって、家族に風邪ひいて欲しくなくて、暖房をつけるのだから。
ということで、そのあたりの不便さをまるっと解消してくれるデロンギのヒーターが、神でした!!
足元の寒さに毎年悩んでいる方、暖房難民になっている方、よかったら一度サイトを覗いてみてくださいね。
人気の理由が分かります!
おわりに
燃料別の暖房器具のご紹介、いかがでしたか。
寒冷地は、いかに効率よく室内全体を暖めるかが、寒い時期でも快適に過ごせるポイント。
部屋全体をコスパよく温める暖房器具をメインに、状況に応じてサブの暖房器具をうまく使って温かく過ごしたいものですね。