寒冷地に移住して初めて迎える冬…
寒い冬を乗り越えるには何が必要か、北海道民と長野県民に徹底リサーチ!
その結果、いくつかの必須アイテムがあることがわかりました。
それがこちら。
✔石油ストーブ
✔ハニカムシェード
✔スタッドレスタイヤ
✔冬用ワイパー
✔解氷スプレー
✔スノースクレーパー
✔スノーブーツ
この記事では、上記のアイテムをたっぷりご紹介します。
寒冷地初心者のみなさん!
これらをそろえて、辛い冬を一緒に乗り越えましょう!
石油ストーブは1部屋に1台!?
ついに訪れたツライ冬…寒冷地に移住して初めての冬は、どのくらいの暖房設備が必要なのか、悩ましいですよね。
そこで、雪国のベテランである、北海道民と長野県民(20代から70代までの各世代)に伺いました。
その結果、寒冷地で冬を乗り越えるには、まず自宅には石油ストーブがマスト!ということが分かりました。
我が家もさっそく、インターネットで石油ストーブを注文し、教えてくれた雪国の大ベテランに報告。
石油ストーブを1台ポチりましたよ!
すると、雪国の大ベテランは、少し困ったような顔をして
一家に1台じゃないよ、1部屋に1台だよ…?
とのこと。
ただ、他の人にも聞いたところ、寝室は、布団の中を温かくできれば石油ストーブはなくても大丈夫、という意見も多く聞かれました。
温かい羽毛布団や毛布はもちろんのこと、電気敷毛布を敷くといいそうです。
20代のどさんこ女子からは、こんな強気な発言も。
モコモコパジャマとでフトンにもぐり込めば、部屋が少しくらい寒くても生きてゆけます!
なるほど、若さゆえというところもあるでしょうか。
家の中に、居間と寝室のほかに部屋がある場合は、2台目の石油ストーブを検討する必要があるかもしれませんね。
デザイン的には、コロナよりアラジンの方が好きなのですが、価格を考えてコロナにしました。
少し高くてもオシャレな方がいい!という方、こちらはいかが?
間取りが1LDKの我が家は、LDKのリビング部分に石油ストーブ1台を購入して冬に備える、という作戦で落ち着きました。
ちなみにLDKにはエアコンもあります。
日当たりのよい部屋なので、真冬以外はエアコンで十分温かく過ごせそうですよ。
ちなみに、
うちは子どももいるし、石油ストーブはちょっと…
という方におすすめなのが、デロンギのヒーター。
こちらの記事で詳しく紹介しているので、参考にしてくださいね。
ハニカムシェードで窓からの冷気をシャットアウト!防寒もオシャレにしよう
前項で石油ストーブは購入しましたが…
電気代や石油代が高い今、エアコンや石油ストーブをジャンジャン使って暖を取る、なんて無理!
家計が悲鳴をあげてしまいます。
そこで、北海道民がぜひ対策するようにと教えてくれたのが、窓からの冷気です。
その方は、オシャレさは度外視で、窓の下の方にフワフワしたシートを貼り付けているとのこと。
我が家は北海道ではないし…オシャレをあきらめたくはない…
ということで、ハニカムシェードを導入しました!
ハニカムシェードとは、ロールスクリーンのように布を上下に上げ下げして使うタイプのシェード。
横から見ると、6角形が縦にずらっと並んでいる形になっていて、この空間に空気の層を作ります。
この構造がハチの巣に似ていることから、ハニカムシェードというそうです。
部屋にかけた雰囲気は、柔らかくて控えめで、部屋の印象が温かくなる感じ。
オシャレさもいい感じです。
それより何より、防寒の効果の高さに驚きました。
夜から朝にかけての部屋の冷え方が全く違う!!
朝起きて来ても、室温がほとんど下がっていないのです。
この効果は、想定以上でビックリでした。
最低気温がマイナス7℃まで冷え込んだ朝でも、部屋が10℃を下回りませんでした。
このハニカムシェード、防寒がしっかりしているわりに、日の光はある程度通すので、朝起きても部屋が暗くないところもお気に入り。
これは買って大正解でした。
氷に強いスタッドレスはどれ?
数か月前まで首都圏在住で、車はノーマルタイヤしか持っていなかった我が家。
そろそろ冬用のタイヤを準備しなければなりません。
ただ、ノーマルタイヤも買い替えるタイミングを迎えていまして…
1年で2セットもタイヤを買うなんて!
いったいいくらかかるの!?
と泣きたくなり、妙案を思いつきます。
最近耳にするオールシーズンタイヤってどうなの?
あれなら1セット買えば1年中対応できるんじゃないの!?
ところが、雪国のベテランたちがこぞって
だめだめ!死んじゃう!
と言いました。
オールシーズンタイヤは多少の雪には対応するけれど、氷には弱いの!
とのこと。
私が移住した長野県上田市は積雪量が多くないので、むしろ雪より道路の凍結が危険なのだそうです。
しかも、車のプロに聞いたところ、国産がいいのはもちろんですが、どれでもいいという訳ではないらしいです。
なんでも、タイヤのメーカーに注意なのだとか。
例えばヨコハマタイヤは雪に強くて、ブリヂストンは氷に強い傾向がある。
その土地に合わせたスタッドレスを選ぶ必要があるよ!
ということでした。
アドバイスに従って、我が家はブリヂストンのスタッドレスをチョイス。
下のリンク先からタイヤを選ぶ場合には、ご自宅の車のタイヤサイズをご確認くださいね。
お金はかかりますが、命には代えられません。
話を聞けば聞くほど、オールシーズンタイヤなどと言っている場合ではなさそうです。
凍結した道路の運転が不慣れな身としては、それでも不安は尽きませんが…
車のワイパーにも冬用があった!
これが初耳でビックリ仰天!
車のワイパーに冬用があるなんて、知っていましたか?
雪が降りそうな日は、ワイパーを持ち上げておけばいいんじゃないの?
ところが、そんな悠長なことを言っていたら、上田市内の郵便局員にまで笑われてしまいましたよ。
雪国じゃない人って、知らないもんなのね~
その方曰く、普通のワイパーだと窓にくっついてしまうし、ゴムはワンシーズンでボロボロになるそうです。
半信半疑のまま、インターネットで「冬用ワイパー」と検索したら、出てくる!出てくる!
雪国の人たちには常識のようですね。
上でご紹介した商品は1本入りですし、車種によってサイズが違うので、購入するときは注意してくださいね。
でもその郵便局員曰く、
どちらにせよ、冬用ワイパーもワンシーズンでゴムがダメになるからね。
毎年交換するつもりならば、特に冬用を使わない、っていう手もあるよ
とのこと。
まだその「ゴムがボロボロ」を経験していないので何とも言えませんが、私は寒冷地の初心者として、少なくとも今年は、雪が降る前に冬用ワイパーに替えようかな…と思っています。
車の窓には解氷スプレーとスノースクレーパーも必須
車の冬対策、けっこうお金がかかりそうだぞ!?とビビっていたところ、
解氷スプレーとスノースクレーパーも絶対必要!
と、北海道民も長野県民も、口をそろえて言いました。
まだ買うものがあるのか…と、少し心が折れかけましたよ。
何でも、「窓にお湯をかける」という行為は絶対にNGだそうです。
しまった…今まで、車のフロントガラスが凍っているときは、風呂の残り湯をかけていました…
でも、実際はすぐ再凍結してしまうんですよね。
で、エンジンをかけて車が温まるまで出発できないという…ね。
まずは解氷スプレーですが、我が家が購入した商品はこちら。
似たような商品がいろいろありますが、機能はどれも似たようなものらしいので、お好みのものを準備してくださいね。
解氷スプレーの何が優れているのかというと、再凍結も防止してくれるのだそうです。
スノースクレーパーという道具は、フロントガラスを傷つけずに積もった雪をかいて落とすためのもの。
北海道民が
これを買うといいよ!
と、インターネットのショッピングサイトの画像を送ってきてくれました。
それがこちら。
首都圏に住んでいる頃は少ない降雪量だったので、ワイパーをウィーン!とまわして積もった雪を落としていましたが、そういうレベルではないそうです。
というか、ワイパーが壊れてしまうので、ワイパーを動かして雪を落とすのはNGとのこと。
よく考えれば、そりゃそうですよね。
もちろん、スコップなどではガラスに傷がつきますし、手で払って落とすレベルの雪でもない。
ということで、スノースクレーパーで雪を落として、解氷スプレーで凍結を溶かし、なおかつ再凍結を防ぐ!
こういう作戦だそうですよ。
まだ実際に使用していませんが、我が家はとりあえず解氷スプレーをゲットしたので、大雪が降る前にスノースクレーパーをポチります!
スノーブーツは必要!でも転ぶ!!
現在、パート公務員として勤務している私。
何となく公務員として市民に失礼のないようなキレイめの服装で日々仕事をしています。
例えば、シャツ+カーディガン+スーツっぽいパンツ+歩きやすいパンプス、みたいな感じ。
そこで、気になって北海道民に聞いてみました。
冬用の靴って必要?
すると、けっこうな勢いで力説するのです。
スノーブーツは絶対必要!
それでも転ぶ!でも必要!
それでも転ぶ…つまり、「スノーブーツ」と「転ぶ覚悟」のどちらも準備しておけ、ということですね。
で、とりあえず覚悟は後回しにして、スノーブーツをインターネットで検索。
3000円程度の商品から数万円もする商品まで、いろいろありました。
私は仕事で使用することが多いと思ったので、丈の短いものをチョイス。
少し高めではありましたが、デザイン重視でこちら【The North Face】がいいな~なんて目論んでいます。
ちなみにこれはユニセックスで、23.0㎝から29.0㎝まであります。
いや、やっぱりこちら【MOZ】もかわいいなぁ…
こちらは、比較的安めで、4000円台。
サイズは18㎝から25㎝までありました。
お子さんとの親子コーデも楽しめますね!
メーカー問わなければ、もっと安いものもありましたよ。
予算に合わせて選んでくださいね。
…と思っていたのですが、つい先日、
ビブラム社のアークティックグリップというソールがとにかく滑らないらしい!
という、耳寄りな情報をゲットしたのです!
コロンビアの店員さんに教えてもらった情報によると、このソールは、北海道民が氷の上でピョンピョンしても滑らないことを実験したそうですよ(笑)
ということで、この『ビブラム・アークティックグリップ』のソールでできているスノーブーツを探しました。
で、結局、購入したのはビクトリアのスノーブーツ。
サイズはユニセックスで23㎝から29㎝までそろっており、カラーも【グレー・ブラック・ブラウン・ネイビー・エンジ】の5色展開。
ちなみに私はブラウンにしました。
サイズは大きめにしたりせずにいつも通りの24.5㎝にしましたが、厚めの靴下をはいてちょうどいいくらいです。
あったか靴下を履くとしても、ワンサイズ大きいものにしなくてよかったな、と個人的には感じました。
ちょっと予算オーバーなのですが、特に今年は移住して初めての冬ということで…ここは「滑らない」を重視して思い切って購入!
『ビブラム・アークティックグリップ』のソールを採用しているブランドはほかにもいろいろあるようなので、靴のブランドではなく、『ビブラム・アークティックグリップ』と入力して検索してみるといいですよ!
おわりに
寒冷地の冬って色々物入りだな~
その分、夏はきっとお金がかからないはず!
今からそう自分に言い聞かせて、来たる冬にビビっている私なのでした。
もし、雪国のベテランでこの記事を読んでいる方がいたら、寒冷地の冬にマストなアイテム、他にもぜひ教えてください!
この記事で紹介させていただきます。
寒冷地の初心者同士で情報をシェアして、辛い冬を乗り越えましょう!