虫が苦手なのだけど…そんな私でも2拠点生活は出来る?
そんな心配をしている方、大丈夫!
「虫なんていません!」…とは言いませんが、身近に現れる虫は大概決まっているので、専用の捕獲器を用意しておきましょう。
私も、初めて手のひらサイズの蛾を見た時は、鳥肌が立ちました。
でも、落ち着いて対応すれば嫌な思いをしないので、さほど気にならなくなりましたよ。
この記事では、我が家の2拠点目(山の家)で出没する虫への対策方法をご紹介します。
虫嫌いさんは、2拠点生活を嫌な思いせずに楽しめるよう、我が家の例を参考にして捕獲器を用意しましょう!
森の夜は蛾が網戸にへばりつく!
2拠点生活をしていると、苦手だった虫にも比較的慣れてきます。
なぜなら、我が家の2拠点目(山の家)には毎晩、網戸には目にも鮮やかな(!)模様の美しい蛾が、大きな羽を広げて何匹も網戸にへばりついているのが当たり前の光景なのです!
初めて山の家に来た日(当時、私は妙齢の25歳)は、本気で鳥肌が立ちました…
少し慣れてからは、網戸越しなのをいいことに、怖いもの見たさで、しげしげとその美しい羽を観察したものです…
今でも、直接近づくのは苦手ですけどね。
10年前は、羽を広げた姿が20センチメートルはあろうかという大きな蛾も多かった、浅間のふもとの地域。
ここ数年は、大きくても10センチメートル程度のサイズの蛾しか見かけなくなってしまいました。
温暖化の影響で、生態系が変わってきたのでしょうか…
ということで、蛾に関しては網戸越しなのでほぼ問題なし。
心配なら、テラスや玄関の外灯を点けておき、室内から漏れる明かりよりも明るい場所を外に作っておきましょう。
そうすれば、暗くなってから窓を開ける必要があっても、短時間なら、虫が室内に入る確率は低いですよ。
それでも、本当に嫌で嫌で仕方がない方は、暗くなってからは決して窓も玄関も開けないように!
カマドウマは室内で出くわす常連
家中のドアというドアを締め切っていても、なぜか2拠点目(山の家)の室内で出くわすのが、カマドウマ(俗称、便所コオロギ)です。
どこから入ってくるのか、未だに謎。
その代わり、気候が寒すぎるせいか、ゴキブリに遭遇したことは今まで一度もないですね。
カマドウマはコオロギのような見た目で、ゴキブリほどツヤツヤしていません。
もう少し茶色っぽいかな。
古い日本家屋のかまど周辺で良く見られ、馬のような跳躍力を持つことから「カマドウマ」という名がついたそうです。
その名の通り、やっかいなことに跳躍力が半端ない!
見つけた時に捕まえようにも、すばしこくてなかなか捕まらないのです。
余りに素早くて、素手で捕まえるのは無理があるので、山の家には「カマドウマ捕獲器」なるものを準備しています。
捕獲器といっても、アウトドアで使うような、透明なプラスチックの使い捨てのコップです。
あれでそぉ~っと近づいて、パカッとかぶせ、カマドウマが跳躍してコップの中に入ったら、すかさずコップの口をティッシュで覆って窓から外へ!という要領で捕獲します。
特に悪さをするわけでもなく、衛生的にも問題ないらしいので、見逃してもいいのですが…
なにせ黒っぽい虫が室内で急に跳ぶわけで…
気分は良くないので、見つけたらいつも夫に捕獲してもらい、外に逃がしています。
家の外で元気に跳んでいるのは構わないので、殺生はしません。
ぜひ、同じ個体が恩返しに戻ってこないことを祈るばかりです。
スズメバチが大量飛散した年も!
毎年ではないのですが、ある年、やけにテラスにスズメバチがウロウロしている年がありました。
近くに巣を作られたようです。
さすがスズメバチ、サイズが大きいせいか、羽音がデカい!「ブゥ~~~ン」が耳障りなのです。
家を外から見まわしてみましたが、特に巣らしきものは発見できず。
駆除業者に依頼するのもお金がかかりそうだったので、この年はなるべくテラスを使わない!という作戦で乗り切ることにしました。
それでも怖かったので、ホームセンターで蜂を捕るグッズを買って来ることに。
その名も『ハチ激取れ』!
どうです、この期待できるネーミング。
軽井沢のホームセンターで、入り口付近に大量に陳列されていたので、やはり自然豊かな場所では仕方がないのですね。
この『ハチ激取れ』は、黄色っぽいカップの中に付属の「誘引液」という甘い蜜のようなものと水を入れ、黒い蓋をして軒先などに吊るしておく、というもの。
カップと蓋と誘引液がついており、それぞれが3個ずつ、3回分のセットで2000円しない程度だったと思います。
さっそくテラスに吊り下げること、1か月…
なんと、黄色いカップの中にドッサリ!
豊作です!
怖くてよく見ませんでしたが、黒い虫もいたようなので、スズメバチ以外も捕れるのでしょうね。
黄色と黒のシマシマも見えたので、スズメバチらしき生物も捕獲に成功したようです。
もちろん、全てのスズメバチが捕れるわけではないでしょうし、巣を駆除できる訳ではありません。
なので、この年は結局テラスをほとんど使いませんでしたが、羽音は明らかに減ったと思います。
ちなみに、この翌年は全く羽音を聞かなかったので…
違う所に巣を作ったのかな。
『ハチ激取れ』は、まだ2回分余っているので、新たなスズメバチがご近所に引っ越してきた際には、またお世話になろうと思います。
ちなみに、我が家の軒下や屋根裏などをくまなく探しましたが、ハチの巣自体は確認できませんでした。
建物にではなく、近くの木にでも巣があるのかなぁ?
万が一、巣を発見した場合は、素人が手を出すのは絶対危険です!
プロに駆除を依頼してくださいね!
おわりに
自然豊かな土地での2拠点生活の場合、屋外にいれば、ある程度の虫は覚悟の上だと思います。
ただ、室内への侵入は、対策をすればかなり防げます!
虫が苦手な方でも、嫌な思いをせずに2拠点生活を送ることは可能なので、安心してくださいね!