みなさんは、愛犬の体重コントロール、どうしていますか?
ワンちゃんがお腹を空かせているのはかわいそうだし…かといって肥満にしてしまうと、病気や腰痛の原因に。
この記事では、我が家が成功している犬のダイエットごはんを紹介します。
獣医師にも相談して作ったメニューですので、愛犬の肥満対策の参考にしてくださいね。
朝ゴハンの肥満対策・野菜入りのミルク粥です
我が家の犬は、野菜が好き。
なので我が家は、肥満対策も兼ねて朝ゴハンに野菜をたくさん入れています。
獣医師には、
糖質の少ない野菜なら、積極的にかさ増しに利用していいですよ!
と言われています。
「野菜をたくさん入れている」とはどのぐらいかと言うと、
体重約4キログラムの我が家の犬の朝ゴハンは、カリカリのドッグフードが大盛りの大さじ1杯なのですが、野菜はカリカリと同じぐらい入ります。
つまり朝食に関しては、食事の半分が野菜ということ。
これに、無脂肪乳小さじ2杯とお湯大さじ1杯程度を加えて、即席ミルク粥にして与えています。
我が家の犬はこのミルク粥を、ピチャピチャ飲んでは野菜を食べ、またピチャピチャ飲んではカリカリを食べ…こんな感じで食べています。
食事の合間に水分が摂れるので、早食いの予防にもなりますし、結石の予防などにも良いそうですよ。
朝ゴハンに加える野菜は、人間用の野菜の切れ端などを小さなタッパーに入れて、いつでも使えるように冷蔵庫に保管しています。
夜ゴハンの肥満対策・煮干しでかさ増し、夜食分を抜いています
夜ゴハンに野菜は入っていませんが、カリカリのドッグフードを大さじ1杯と、煮干しを数匹。
犬の体重から算出すると、夜ゴハンのドッグフードは大さじ1.5杯食べて平気なのですが…夜ゴハンを食べても、その後に出かけて帰宅すると、犬がちゃっかり再度ゴハンを要求するのです。
なので、夜食用に大さじ半分、夜ゴハンから差し引いています。
もし、犬が夜食を要求しなかったら、知らないうちに半杯分のダイエット成功、ってことですね。
夜食の肥満対策・カリカリ20粒程度でも食べると気が済むらしい
夜に出かけて帰ってくると、お腹が空いた気がするのか、ゴハンを要求します。
たとえ食べたばかりでも、ちょっと夜に外出するだけでも、帰宅後に必ずご飯を要求するのです。
しかも一度ごはんを欲しがったら、食べるまで引き下がらないという頑固っぷり!
なのでその時は、夕飯に出さずに取っておいた大さじ半分程度のカリカリをあげます。量にして20粒程度。
食べ始めたら1分で終わる量です。
それでも、犬は食べると気が済むようで、落ち着いて寝るのです。
夕食後に出かけなければ、特に夜食を要求しない我が家の犬。
不思議な習慣ですね。
でもこれが、我慢させずにご飯の量を減らす秘策になっています。
おやつの肥満対策・おやつはキッチンでもらう野菜のみ
我が家の犬には子犬の頃から、特に決まったおやつを与えていません。
しいていえば、私がキッチンで料理の下ごしらえをする時にあげる野菜。
それはそれはもう耳が良くて(さすが犬!)、私がキッチンで包丁とまな板を出すだけで、家のどこにいても飛んできます。
で、私の足元で待機。
料理中に出た野菜の切れ端をもらえます。
キャベツ、キュウリ、ニンジン、ピーマン、白菜、青菜、大根、カブ、レタス、水菜など…
あ、今日はアスパラをあげました。
あまり糖質が多くなくて、犬が食べてはいけないもの(ネギ類など)でなければ、私も何でもあげるし、犬も何でも喜んで食べます。
シャクシャクシャクシャク…って、美味しそうな音で食べるんですよ!
ルッコラやわさび菜、明日葉などの苦め野菜も平気で食べます。
ブロッコリーはたくさん与えない方がいいよ。
結石になりやすくなるから。
あとはほうれん草も。少量なら構わないけれどね。
以前、獣医師にこういわれたことがあるので、与える野菜は同じ種類が大量に偏らないよう気を付けています。
どんな野菜でも、偏らなければ危険は少ないかな、と。
(ネギ類は少量でも与えませんよ!)
野菜を与える時は、基本的には小さい欠片を生のまま与えています。
火を通した方が消化にはいいそうですが、いちいち切れ端をチンしていられないし、人間用に火を通したものは味もついていたりするので…消化に悪くない程度の量と大きさにしています。
目安としては、いつもゴハンに与えているカリカリのドッグフード以下のサイズならOK、みたいな感じ。
キノコ類やイモ類など、火を通す必要があるものは、基本的には与えません。
最近では、夕飯を仕上げる時にもキッチンに来る我が家の犬。
下ごしらえは済ませてあるので、包丁もまな板も出しません。
では、どのタイミングでキッチンに来るかというと…
なんと!冷蔵庫の野菜室を開けた時!
冷蔵室を開けても来ないのです。
野菜室を開けると来るのです。
おそらく開閉の音を聞き分けているのだと思うのですが…
天才か!もしくは食い意地か!
台所で手からもらえると、落ちた食材を拾わないので安心です
キッチンでは、私の手から直接もらえるので、落ちてくるのを待っていません。
なので、私が
しまった!玉ねぎの切れ端を落とした!
なんていう時も、犬は眼中にない。
料理中は食材を落とすことぐらいはある訳で、それを犬が飛んで来て拾わない、というのはとても有り難いです。
危険が少なくて。
そして、ダイエットの面から考えて、犬の野菜好きは助かります。
子犬の頃からキッチンで野菜をあげていたから、そのおかげで野菜好きになったのかな。
だとしたら、しつけの数少ない成功例と言えるのかもしれませんね。
おわりに
我が家のダイエット成功例、参考になりましたでしょうか。
犬がご飯を食べている様子、かわいいですよね。
特に野菜を美味しそうに食べている時のシャクシャク…という音がたまらないのです!
それが健康にも良いのでれば、普段の食事に積極的に取り入れていきたいですね。
肥満に注意とか、野菜を食べようとか…結局、犬も人間と同じなのですね。